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第21回 そこで学べることは

自分が児童や生徒や学生だった頃、勉強なんてめんどくさいなぁ、といつも思っていたのに、社会に出てみると、なぜか勉強をしたくなる。
友人の中にも、一つの学校を卒業したあとに、いろんな大学で勉強を続けたり、短大卒業して少し働いたあとに専門学校へ進学したり、通信の大学に申込んだけれどすぐに挫折したり……まあ、いろんな人がいる。私も今は仕事とはまったく関係のない勉強会に参加をしているし、もう少し時間と精神に余裕があれば、仕事関係で大学院にも行きたいなぁ、と考えている。
それだけではなく、何か有益な研修などがあれば積極的に参加するようにしているが、なかなか満足できるようなものは少ない。(とくに仕事関係は研修というより情報交換みたいなものが多いんだもの)

仕事の中での必然性というものもあるが、社会の中で生きていくほどに、もっといろんなことを知らないといけないんだ、学ばないといけないんだ、と焦りに似た気持ちを時々感じること、皆さんもありませんか?、

大人になるということは、自分の無知を罪と感じること、なのかね。

そんな私の目に飛びこんできたのが、
「ディズニー・インステチュート・セミナー in Japan のお知らせ」

え、あの、あれですか……と目を疑ってしまった(長い前置きだったが、ここで書く以上ディズニー系の話なんですよ)
アジアで初めて、あの「ディズニー・インスティチュート」が、本国と全く同じ内容でセミナーを開催するというのだ。もちろん、同時通訳付で。

ディズニー・インスティチュートというのは、米国フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドで、外部向けに行うセミナーを行う組織である。キャストが学ぶ「ディズニー・ユニバーシティー」のようなものとは違うのだ。外部の人に向けて、ディズニーが培った従業員教育のノウハウや顧客満足向上のための施策を発信する組織である。
本来であれば、特別なツアーに参加してアメリカまで行かないといけない……それも英語で学ぶことになるセミナーを日本でも学べるというのだ。

今回のセミナーは1日で、「リーダーシップ」「マネージメント」「サービス」「ロイヤリティー」というテーマで、ディズニーならではの魔法の秘密を垣間見ることができるらしい。

で、金額が……。

1日のセミナーで通常価格が110,000円(税込)。早く申込むと割引はあるようだが、どんなものだろう。
日本でも高いセミナーはこんな金額か、もっとするので、それに比べたら、本当にふだん聴くことができない話を聞けるから、安いもんさ、というべきだろうか。

ここまで書いていうのもなんだが、私としてはどちらかというと、今の東京ディズニーリゾートで実施しているキャスト教育を元にしたセミナーがあれば、この値段……はともかくとして、参加してみたいと思う。
ディズニー・インスティチュートの話もきっと、いい話なのだろう。私も本を読んだ。
でもそれは、アメリカの話なのだ。
単に「ええ話やなぁ」ということではなく、自分の身にするものとして、あるいは仕事に役立てるものとして、本当に得るものが多いのは、きっと東京の話なのだ。「リーダーシップ」や「マネージメント」はともかく、「サービス」と「ロイヤリティー」においては、今では東京の方が上であることは明らかだ。

……そんなことをいいながら、でも、ディズニー・インスティチュートの話は気になる。私も偉そうなことをサイトやこのブログで書いているが、所詮はアルバイトとしてちょっと働いただけだ(その間、情報収集はいろいろとしたのですが)
もし、きちんと学ぶ機会があれば、自分がキャストとして働いていた中で見たもの、感じたもの……漠然と体得したものが、はっきりと形となって見えてくるかもしれない。どちらかといえば、私は昔の、まだアメリカの色が色濃く残るパークで育った人間なので、本当はディズニー・インスティチュートの話のほうが、しっくりとくるかもしれない。

でもそれはきっと、自分の仕事や、やりたいことに役立つというより、自分自身の意識を高めるためのセミナーということになるだろう。

それで、あの金額か……(結局そこに戻るのだ)

キャストだったときは学ぶまでもなく空気のように存在していて、自分もその中で自然とやっていたことばかり、なのだろうけど。

うちの上司をだまくらかして、費用を捻出できるかな。

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日本でも、団体・企業・学校向けの体験学習プログラムを本格的に始めているんですね。 [続きを読む]

受信: 2006.12.03 15:57

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