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このブログ(サイト)が心がけてきたことは

すいーぱーのホームページ、そしてこのカストーディアルの話において常に心掛けてきたのは、あくまでもカストーディアルの仕事、ときにはその心情などを紹介するもので、けっして暴露話をしないというものだった。

もちろん清掃の話なので、本当にいろいろなことがある。それにキャストも人の集団なので人間関係もいろいろとある。それは現実の世界とまったく変わらない。

しかし、普通の仕事と違うのは、非日常空間を作り出すことが一番の使命であり、それが矜持であったはずだ。だから、現実の、一般の人が知らなくてもいいような話、簡単に言うと夢を壊すようなことには触れずにあくまでも仕事の話に終始してきたのだ(それでも多少は足を踏み外していますが)。

長くキャストとして働いていた人はみんな、そういう矜持を持っているのではないかと思っていた。元社員や元キャストがいろいろな本を出版しているが、どこかでその一線は守っているのではないかと感じている。

当初、3回シリーズの1回目のネット記事を見たとき、ずいぶんとぶっちゃけているな、と思ったが、昔々の私よりも今のカストーディアルの話か、あまり変わってないんだな、などと静観していた。某ビールメーカーを57歳で早期退職した人が東京ディズニーリゾートの準社員となりカストーディアルとして65歳まで働いた話である。配属先はファンタジーランドのようだ。

「女子高生が悲鳴をあげて大喜び」ゴミ拾い中のディズニーキャストがやっている"神対応"の中身

1回目は、仕事の紹介だけではなく不平や不満を書いている。この記事では夏の暑さや雪対応、雨対応への不満、スイーピングしているときにゲストがかけてくる「何を集めているんですか」という質問への困った対応、ゲスト対応について、たぶん本人はおもしろおかしく書こうとしている、そんな文章である。まあ、この程度はいい。

「何度見ても心を奪われてしまう」ディズニーキャストだけが楽しめる園内の"ある光景"

2回目はごみ回収、閉園時間になっても帰らないゲストへの不満、花火をつい見とれてスーパーバイザーに怒られた話、クローズからオープンに変わった話である。これもまあ、思い出話としてはいいでしょう。ネット記事にするほどなのかは疑問だが。

問題は3回目の記事である。

吐瀉物、血液、ネズミの死骸…ディズニーキャストが困惑した"イレギュラー対応"の中身

タイトルからして気持ち悪い。もはや要約したくもない。最後の「ネズミだからといって、手篤く葬られることはない」という言葉は明らかに悪意がある。本当にこの人はキャストをしていた人だったのだろうか。

そして驚いたのは、この記事は本の抜粋であるという。売り上げに貢献したくないけど、これだ。

買いたくないけど、研究者としては読まざるを得ないか。プレジデントオンラインの記事も広告のようなものなのだろう。

でも、これまでいろいろな元キャストの本を見てきたが「ディズニーランド裏舞台」以来のひどい話だと思う。

このサイトが今まで守ってきたものは、これですっかり汚されてしまったようだ。よいこのみんなは、うえの2つの本は読まないでね。

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