カストーディアルのインフル対策
ノロウイルス騒動などを教訓に、今回の新型インフルエンザ騒動に対する東京ディズニーリゾートの対応は早かった。
エントランスには看板を設置し、「レストルームに設置した消毒液を使うように」ということと、体調が悪い場合はすぐにキャストに申し出る」の協力をお願いした。
そしてパーク側の対応……カストーディアルの出番である。
まずはレストルームへの消毒液の設置。緊急措置だったらしく、消毒液のボトルは形がさまざまであった。これらの設置や補充などは、もちろんレストルームを担当するカストーディアルの仕事だ。作業手順が増えたということだ。ボトルは小さいので、混雑した日には、補充も大変だろう。ただでさえ、混雑時のレストルームの清掃は殺人的な作業だというのに。
また、『多くのゲストが利用されるレストルーム、水飲み場、ベンチ、ごみ箱などの消毒作業を強化しております』と、運営会社からのプレスリリースに書いてある。
これでは、一般の人には理解できないだろう。
レストルーム、水飲み場、ベンチ、ごみ箱は毎日、開園前(直後)と閉園後(前)、きれいに拭きあげている。そこで使う洗剤には殺菌成分も入っているが、おそらく、さらに別の殺菌消臭剤を噴きかけているのだろう。

それだけではなく、ゴミ回収も工夫をしていた。今まで素手だったのだが、今は使い捨ての防菌手袋を使い、一つのごみ箱からごみを回収するたびに防菌手袋を捨て、新しい手袋を装着しているのだ。
たしかにこちらの方がぜったい衛生的だ。だって……以下自粛。
嘔吐処理についても、マスクに防菌手袋など、かなりの装備で対応している姿も見た。ではこれらの対応は新型インフルエンザに有効なのかといえば、疑問は多い。
しかし、このようなさまざまな対応をしているのだということ自体が、ゲストの安心につながるのだ。
そういう意味では、カストーディアルのインフル対策は、実質的な防御というよりも、宣伝活動の一つだともいえる。
どちらにしても、カストーディアルにとっては迷惑な騒動であることには変わりない。
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