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カストーディアルは教育的存在らしい

今さらながら、夏に行なわれたプログラム「カストーディアルキッズ」と、ひそかに展開されているらしい、特別プログラムについて紹介する。

「カストーディアルキッズ」は、子ども向けの体験プログラムの中の一つとして昨年?から実施されているものである。対象は小学生で1時間ほどのプログラムだ。パークは東京ディズニーシーで場所はディズニーシープラザのあたり。参加料金は1500円となっている。(2007年夏現在)
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受付後、申し込んだ時間になったら集合し、別場所に移動してカストーディアルのコスチュームに着替える。それからディズニーシー・プラザの特設ステージへ移動して、カストーディアルキャストから基本姿勢とスイーピングの講習を受ける。合間に一人一人記念写真の撮影をしていた。
それからキャストが模範スイーピングを披露。

何かをするときは「カストーディアル・キッズ」とみんなで唱和することがお約束らしい。
これからは箇条書きに。

・地面に等間隔に置いたペットボトルの蓋を「ごみ」に見立て、ダストパンを引きずることもなく、ていねいにスイーピングしていく。ときどき足と足の間からごみを飛ばし入れるような業も見せたが、子どもたちにそのすごさは伝わらない。

・ステージ上で、キャストが「ごみ」を撒いて、子どもたちがスイーピング。掃きとったごみは、ペールの中に。

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・それからキッズたちはステージの下に降りて、また「ごみ」が撒かれてスイーピング。今度は現役カスト2人対子どもたちでスイーピング。もちろん数が多い方が早いのでキッズたちの勝利。カストはダストパンをひきずらず。(私が現役で前の道具であともう一人同じレベルの人がいて、何をやってもいいのなら、子どもたちに勝てる)

・集合して「よくやったねぇ」といいながら、カストーディアルキッズと叫ぼうとしたとき、キャストが持っていたペールをひっくり返して地面にごみが……。で、またみんなでスイーピング。

・トイブルームとダストパンは置いて、給水タイム。キッズたちは用意されたミネラルウォーターを口にする。

・それから今度はなぜか、キッズたちみんなで打ち水。
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・最後にキャストの後ろの黒いファンバッグからメダルを取り出してキッズたちに授与。

……その後、ディズニーシープラザを一周したあと、屋内に引っ込んで着替え、ふたたびオンステージに戻って、最後はシールなどをもらって、修了となる。
元カストーディアルとしては物足りないプログラムだ。キャストがもう少し派手な技を見せたほうがいいとか、拭き掃除などもまぜた方がいいのではないか、とか。
だが、子どもを対象に一時間のプログラムなら、こんな感じなのだろうか。
打ち水は環境教育の一つなのだろうが、意味がわからなかった。残水処理でもさせるのかと思ったが、違ったし。
あとは、なんで掃除をするのか、という説明というか教育がもう少しあったほうがよかったのではないか。

そう思っていたら、パークの外でも、カストーディアルの出張授業のようなものをやっていることがわかった。
ある小学校で、カストーディアルキャストが講師となって、出張授業をしたのだ。

体育館を使い、ポスターなどディズニーランドに関する展示に囲まれた中、キャストたちがコスチューム姿で登場。

「ディズニーリゾートで、テーブルが濡れていたり、ゴミだらけだったらどんな気持ちになりますか?。みんながイヤな気持ちにならないように、ディズニーリゾートの中をきれいにしているのが私たちです」

といった感じで授業はスタート。
トイブルームやダストパン、2輪カートなどの用具やトラッシュカンなどを解説したあと、並べてあった子供用のトイブルームとダストパンで子どもたちがスイーピング体験。

最後はコスチュームやダストパンなどがペットボトルの再生品であることを説明して授業は終わる。

……こういった出張授業があることは、東京ディズニーリゾートの学校向けプログラムには公開されていない。将来的に公開して実施するのかもしれないが、興味深いプログラムである。
道徳の教材になったり、私がこういうサイトを作って多くの人が見に来るのも、カストーディアルがそれだけ奥深く、学ぶべきことが多いからだろう。
運営会社もそれがわかるからこそ、そして、一般の人にわかりやすいからこそ、カストーディアルを使った教育プログラムを実施しているに違いない。

でも、私としては踊ったり、絵を描いたり、講師になるよりも、「掃除の人」としての姿で魅せてほしいのだが。

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