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冬、冷たい中で

冬のパークは海風が強く、本当に冷たく寒い。キャストも防寒具をフル装備して仕事をするのだが、カストーディアルだけは例外。冬の寒い日でも、エリアをかなり動き回るので、白いYシャツ1枚でいる人も多い。極寒でもシャツ1枚で走る駅伝ランナーと同じようなものだ。
ただ、人によっては、熱くなるほど動かない人(さぼっているという意味ではなく、体感温度はそれぞれなので)もいるので、コートを着て仕事をしている人もおり、コートの人は罪悪感に近いものを感じてしまう。……以前は、同じエリアに3種類のコスチューム……白いシャツと青いジャンパーと黒いコートがいるのはバッドショーということで、白いシャツの人がいるときは、黒いコートを脱ぐことになっていて、つらい思いをした人もいた。今は黒いコートは見かけない。青いジャンパーの下に白いセーターを着ている。
マフラーをして、軍手をして、人によってはカイロを懐にいれて……あるいは、ほかの季節以上に動き回って身体を熱くし、寒さに耐えながらカストーディアルは働いているのだ。

寒さはカストーディアルの仕事にも影響する。たとえばホージング。パーク閉園後、毎日すべての地面を水で洗い流すのだが、冬は凍結の恐れがあるため、日の出以降にしたり、エリアを細かく区切って行なう。場合によっては開園ぎりぎりとなってしまい、デイとナイトが共同で残水処理にあたることもある。
だが、雨のあとや、残水処理の遅れで地面が凍ってしまうこともある。その場合はお湯をいれたゴミ袋を凍った部分に置いて氷をとかし、拭き取る。お湯は飲食系のお店からもらうのだ。
たまに、水のみ場の蛇口が凍ってしまい、水が出ないこともある。その不具合を見つけて対処するのもカストーディアルである。

冬といえば、パークの閑散期でもある。
一部の日をのぞいて、毎日の入場者数はかなり少なくなる。それにともなって、キャストの数、勤務時間数も少なくなる。平日型の人は生活があるので優先されるが、学生が中心の土日型は週一回になることもある。
ゲストが少ないということは、パークも汚れないということなので、通常の作業は楽になる。その分、ふだん掃除ができないようなところを掃除することもある。

一方で冬は新人が多くデビューする時期でもある。
その話はこちらで。

冬といえば雪が降る。
くわしくはこちらで。
だが、最近は雪が降ってもパークは通常どおり営業しているので、真っ白なシンデレラ城を見ることができる。除雪作業も開園中に断続的に行なわれるので、見ることはできるだろう。
湿った雪の場合、回収するよりも溶かした方が早いので、ホージングで除雪を行なう場合もある。
また、昔はバックステージでよくみかけた、ミッキーの雪だるまがオンステージでも見られる。これはキャストが作っているのだが、小さな雪だるまがいくつも見ることができる。絶え間ない雪かきに飽きたカストーディアルキャストが作っているに違いない。

カストーディアルにとって冬はつらい季節だが、入場者数が少ない分ゆったりと仕事ができる季節でもあるのだ。

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